韓国の大学入試①

日本のセンター試験のように、韓国で大学に入るための試験と수송して、大学修学能力試験、修能(수능)[スヌン]があります。日本と同じく、1年に一回だけの修学能力試験なので韓国の受験生は、年に一度の機会を逃さないために最善を尽くして勉強します。

修能試験日が近づくとコンディション調節のために生活パターンを試験時間に合わせて試験と同じ時間に対応する科目を勉強している場合が多く、お腹を壊す可能性に備えて、試験当日食べるお弁当を一週間前からランチメニューに食べる人もいます。

試験問題は、流出などを防止するためにテストの一ヶ月前から出題者が隔離されて、問題を出題することになり、試験終了時まで警察の監視下にインターネットはもちろん家族を含む社会と完全に断絶されます。今年の修学能力試験の時は試験前日に発生した地震により、安全のために試験を1週間延期されました。これにより出題者が皆、1週間隔離生活を延長することになりました。問題用紙も徹底的に管理されます。印刷所はもちろん運搬業者まで非公開に選ばれ、印刷から運搬まで、すべてが警察の監視下に置かれます。これらの場合も、修学能力試験の終了時まで、社会と隔離されることになります。試験当日は、受験生の交通のために警察官が連れて行ってくれたりして、政府とタクシー会社が協力して、無料で運行します。

韓国で「人生が決まる」と言われる修能の日には国中が受験の日となります。韓国が国を挙げて受験生をサポートします。

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